長岡技術科学大学では、全国の高専生より発酵の新たな可能性を開く調査・研究プロジェクトを募集します。今回からは、Season.2としてよりフレキシブルなアイディア交換を実現させるためにONLINEへとその場を移行いたします。無限の可能性を追求していく意味でも、アイディアの完成形を評価するのではなく、アイディアが進化していくプロセスを大切にしていきます。 テーマを『お弁当』とし、「発酵」「腐らせない」「サイエンス」をキーワードに微生物の力を用いるアイディアを発展させてもらいます。主食やおかず、お弁当箱、箸、保存方法など微生物が関係する内容であればどのようなものでも構いません。
2020年度から2022年度までの3年間、チーム単位にて随時参加することができます。他のチームも含めて一つのWEBプラットフォームに集い、3年を通してプロジェクトとしてアイディアを展開していきます。この場には、パートナー(協賛企業)や、有識者の方々も参加します。1年目のメンバーのアイディアを2年目のメンバーへと引き継ぐこともできますし、途中でまったく新しいアイディアへ移行することもできます。研究室の仲間とブラッシュアップを続け、1年目から3年目までプロジェクトに関わることもできます。SEASON1ではできなかった他チームとの意見交換により、互いのアイディアが融合し、一つのプロジェクトになる可能性もあります。
“ideaPlatform” それは、あなたのもの。新しい無限の可能性。
2019年11月9日に第3回コンテストは終了し、『食品部門』グランプリに和歌山工業高等専門学校のアイディア「日本酒とIoTで地域貢献!オールローカルで挑む香醸酒の開発」、『科学部門』グランプリに都城工業高等専門学校のアイディア「スイートピーの有毒性を活かした日本初の国産β-アラニンサプリメントの開発 −オリンピック需要を見越して 」、『アート部門』グランプリに都城工業高等専門学校のアイディア「発酵を科学する〜「発酵」は微生物からの贈り物〜」が選ばれました。
それぞれ過去のコンテスト詳細については、下記よりご覧ください。
微生物はその生存や増殖の営みによって、自然界の多くの物を「別の物」へ変化させます。例えば植物の落葉を分解腐食させることで豊かな土壌を作り、植物と共存共生しています。そんな目に見えない小さな生物の営みが「地球の炭素循環」をし、その能力の一部によって私達人間に「美味しい贈り物」を創り出してくれているのが『発酵』です。そして、私たち人間の腸の中でも様々な微生物が生を営むことで、私たちの健康を支えてくれています。
このように人間とは、直接間接に、そして外からも内からも、そんな微生物たちからの数多の贈り物を享受することで、健やかで美味しい日々を送ることができるのです。
微生物。
水と風の惑星、この地球に生まれた最初の命。
気の遠くなるような長い長い時の中で、
そのパートナーとして、
様々な植物や動物の命をつくり育んできた。
最後につくられた人間も、
そんな命の先達に多くを学び、
その魔法のような営みの力を借りて、
美しく味わい、
健やかに暮らすことに恵まれている。
しかし、
私達はそんな小さくも偉大な命達に
いまだ1%しか出会っていない。
訪ねてみよう、
未知なる命の営みを。
耳を澄ましてみよう、
秘められた可能性の声に。
まだ見ぬ“美”生物の世界、
99%へのプロローグ。
参考に、下記の第3回コンテスト開催時の審査員情報をご覧ください。
2019年度コンテスト審査員
応募フォームよりまずはエントリーをお済ませください。
応募者は順次、ideaPlatform「Miro」へ参加します。
審査員により第1期に創出されたプロジェクトを評価します。
最優秀賞 1点(副賞:Amazonカード 3万円分)を表彰します。
〒940-2188
新潟県長岡市上富岡町1603-1
Tel: 0258ー47ー9429