長岡技術科学大学では、各地の高専ごとに郷土の美味しい朝食を作り、書籍化する「日本一美味しい朝食」プロジェクトを一昨年度より始めました。
「発酵を科学する」SEASON3、3年目となる今年も長岡技術科学大学のJST COI-NEXTプログラムと連携し、日本の朝食に欠かせないおコメにあう、 ”愛すべき郷土 ”の発酵おかず・食品を募集します。3年間をかけながら、各高専の美味しい朝食の完成を目指します。完成した朝食は書籍化し、出版物として多くの方にご紹介します。
その地域に根ざし、愛される発酵食品について、以下3点に焦点をあてたレポートを募集します。
①文化・歴史の紹介
②匠、マイスターの紹介 (名物職人○○さんのつくる○○ などもOK)
③科学的な解析ポイント (発酵の要素があれば、尚良い)

2024年11月8日にSeason.3 Episode.2 アイディア・ライブラリー の発表会が終了しました。今回は、全国の高専より25チームがエントリーし、「日本のおコメにあう、愛すべき郷土の発酵おかず」をテーマに発表していただきました。
過去のコンテスト詳細については、下記よりご覧ください。
微生物はその生存や増殖の営みによって、自然界の多くの物を「別の物」へ変化させます。例えば植物の落葉を分解腐食させることで豊かな土壌を作り、植物と共存共生しています。そんな目に見えない小さな生物の営みが「地球の炭素循環」をし、その能力の一部によって私達人間に「美味しい贈り物」を創り出してくれているのが『発酵』です。そして、私たち人間の腸の中でも様々な微生物が生を営むことで、私たちの健康を支えてくれています。
このように人間とは、直接間接に、そして外からも内からも、そんな微生物たちからの数多の贈り物を享受することで、健やかで美味しい日々を送ることができるのです。
微生物。
水と風の惑星、この地球に生まれた最初の命。
気の遠くなるような長い長い時の中で、
そのパートナーとして、
様々な植物や動物の命をつくり育んできた。
最後につくられた人間も、
そんな命の先達に多くを学び、
その魔法のような営みの力を借りて、
美しく味わい、
健やかに暮らすことに恵まれている。
しかし、
私達はそんな小さくも偉大な命達に
いまだ1%しか出会っていない。
訪ねてみよう、
未知なる命の営みを。
耳を澄ましてみよう、
秘められた可能性の声に。
まだ見ぬ“美”生物の世界、
99%へのプロローグ。
試作係のしらいのりこ(調理担当)と試食係のシライジュンイチ(企画担当)の夫婦ふたりによる炊飯系フードユニット。お米専門の料理研究家として、料理教室やワークショップ、雑誌などへのレシピ提供などを通して、ごはんをおいしく味わう方法を多くのごはん好きのみなさんと共有するための活動を行っています。著書『しらいのりこの絶品!
ご飯のおとも101』(NHK出版)、『ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65』(山と渓谷社)が発売中。
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事業プロデューサー/クリエイティブディレクター/コピーライター
1956年1月1日佐賀生まれ、北九州育ち。西南学院大学法学部中退後、米穀店店員、工場作業員、釣り雑誌編集者などを経て、コピーライター。その後、商品開発と広報計画を柱とする事業プロデュースの会社、ブンボ設立。農業、商業、工業、観光、地域活性など、多分野の多様なクライアントに対し、コンセプト重視の事業戦略提案とその実現を行う。プライベートでは、12年間の福岡県朝倉郡東峰村暮らしを経て、現在大分県日田市在住。週に数回のジョグ。月に一度のネット句会。春から秋までヤマメとアユを追う。1999年より福岡デザイン専門学校 特任講師。2017年より大阪芸術大学デザイン学科 デザインプロデュースコース 客員教授。2023年9月よりヤブクグリ生活道具研究室社長に就任。
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「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマにしたプロジェクトを展開。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨の山の上に発酵ラボをつくり日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014を受賞。著書に『発酵文化人類学』『日本発酵紀行』。YBSラジオ『発酵兄妹のCOZY TALK』パーソナリティ。2020年4月に下北沢に店舗『発酵デパートメント』オープン
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「日本人の暮らしに寄り添い、多くの恵みをもたらしてきてくれた、和食の礎である糀。この素晴らしい糀の発酵文化を、現代にあった形で、大人はもちろん、未来を担う子どもたちにも伝えていきたい!そんな思いで日々精進。糀マイスター養成講座・こども園での食育味噌作り・暮らしを楽しむ発酵ごはん・オンライン発酵かもしか食堂(発酵料理教室)・などを行っています。
著書:糀ことはじめ 大瀬由生子:食べることは生きること・みそレシピ・日本の行事と行事ごはん・保存食・手軽な漬物定番の漬物・日本の郷土料理帖など多数
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みりんは米の甘みを追求した米糀の発酵調味料。和食だけでなく、洋食やスイーツとしても活用できる、料理の味をまとめる魔法のしずく。
白みりんを中心に、発酵醸造文化でまちやひとを醸そうと奮闘中。
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「土壌、植物、動物、人間 ― すべてはつながっている。科学という認知の拡張手段を使い、生命が共に生きるしくみを探求している。
2010年に東京大学・理学博士を取得後、カリフォルニア大学デービス校に4年間研究員として留学し、 2014年から理化学研究所 基礎科学特別研究員、2016年にJSTさきがけ研究者、2018年に理化学研究所 バイオリソース研究センター チームリーダー、同年に内閣府戦略的イノベーション創造プログラム「スマートバイオ産業・農業基盤技術」(SIP第2期) 農業環境エンジニアリング研究コンソーシアム研究代表などを経て、2024年から現職である理化学研究所 環境資源科学研究センター ホロビオント・レジリエンス研究チームのチームディレクターに就任。
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iSi電通アメリカ副社長を経て、シリコンバレーを中心にベンチャーキャピタリストとして活動。1999年、日本に戻りビットバレー構想を提唱し日本のスタートアップへの投資・育成を推進。ネットイヤーグループ(東証3622)創業者、ネットエイジグループ(現ユナイテッド:東証2497)代表取締役として上場させた後、50才を機に東京大学EMP入学、卒業後2009年に就農し農業経営とスマート農業、農業分野の脱炭素、地方創生プロジェクトを全国で実践。日経新聞主催第1回アグリテックサミットAG/SUM最優秀賞受賞、農業情報学会開発奨励賞受賞。東京商工会議所(渋谷)副会長、ベトナム協会理事、デジタル庁デジタル推進委員、経済産業省地域未来スペシャルアドバイザー、文部科学省卓越大学院大学プログラム委員、科学技術・学術審議会産学連携地域振興部会委員、JST共創の場形成支援プログラムCOI-Next委員などを務める。
発表された発酵おかずを評価し、ライブラリーへと採用しました。
発表された発酵おかずを評価し、ライブラリーへと採用しました。
ライブラリーに採用する発酵おかずをさらに探求します。
9月30日(火)までにレポートを提出してください。
発表された発酵おかずを評価し、ライブラリーへと採用します。